生
物学のトリビア
生物や生物学についての疑問を解明しながら,生命とは何かを考え
る
1.はじめに
平成18年度の冬学期に全学自由ゼミナール「生物学のトリビア」を開講しました。参加者は多くありませんでしたが,その後,さまざまな方から問い合わせ
をいただきました。もともと,生物学の授業をする中で,授業では十分に話しきれないことや,教科書からは少し離れるけれども,生物学の理解にとって役立つ
ことなどを取り上げながら,生命とは何かという究極の疑問を解き明かしたいと考えたのが始まりでした。最近,大学院の科学技術インタープリタープログラム
の講義も担当する機会があり,もう少し哲学的な問題も含めて,話をしました。こうして折に触れてさまざまな講義などで話題にしたことを中心として,生物と
生物学について私がいま考えていることを説明していくことにします。各項目は互いに独立していて連続した読み物ではありません。どこから読んでもかまいま
せん。
教養学部は,文系と理系の学問の境界領域や融合分野の勉強をするところであるべきだと思います。こうした観点から,生命に関わる科学と社会,歴史,哲学
をつないだ話題を取り上げていきます。
まだ作りかけです。だんだん増やしていきます。
2.生物と生物学についての疑問に答える
主に,ゼミナールで扱った内容を中心に解説します。
3.科学と社会の関わりについて考える
主にインタープリタープログラムで扱った内容を中心に解説します。
4.環境と生物のつながりについて考える
光合成の科学ゼミで取り上げた内容や光合成関連の話題を解説します。
5.生命の本質について考える
生命科学概論などで扱った内容を解説します。
Last update: March 27, 2008
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